ぱんと、おやつと、ときどき・・・

色んなお店のぱんとおやつを、ゆるいペースで紹介しています。広島がほとんどですが、たまに関西やその他の地域のものも出てくるかもしれません。

キハチカフェ ~定番パンケーキと、紅玉りんごのクランブル~

キハチカフェ、福屋八丁堀本店2Fに入ってます。

こちらのお店、スイーツだと、パンケーキが有名ですが、季節毎に、期間限定で旬の素材を使ったスペシャルメニューが提供されています。

そして今回いただいたのが、「紅玉りんごのクランブル」。

アップルクランブルとは、イギリスの代表的なデザートで、ソテーした紅玉りんごに、バター香るヘーゼルナッツ入りの生地をのせ、オーブンでサクサクに焼きあげたものです。そして、真ん中にはシナモンシュガーがかかったバニラアイスが乗っています。
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食べてみると、ソテーした紅玉の甘味と酸味が癖になります。クランブルは、とてもサクサク!しっかり焼かれており、ナッツが香ばしく、レーズンもちらほら入っており、これだけで十分おいしいです。そして、一番下にはプリンのような生地が敷いてあり、紅玉とクランブルを、口の中でまろやかに合わせてくれる感じでしたでした。もちろんシナモンシュガーとアイスも合わせて食べると絶品です。

紅玉がこの時期しか収穫できないものなので、期間限定となっておりますが、年中提供してほしいようなメニューでした♪

もちろん、定番のパンケーキも食べました。こちらのパンケーキは、スフレタイプのパンケーキです。食感にとことんこだわっているそうで、ふわふわ感を出すために、きめ細やかなメレンゲをたっぷり使用。また、リコッタチーズを生地に加えることで、コクを引き出しているそうです。カリカリベーコンがトッピングされたプレーンと、さらにフランボワーズ、バナナ、ブルーベリーをトッピングしたものがあり、私はいつもプレーンを注文しています。
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パンケーキは、小さめサイズ(直径8cmくらい?)で3枚重なっており、その上にカリカリベーコンが2枚のっています。カリカリベーコンは塩気がそれほど強くないため、一緒に食べても、パンケーキの甘みと喧嘩することもなく、バランス良かったです。とは言え、個人的にはベーコンは別に食べた方がおいしい気もしましたが・・・😅
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生地は、スフレタイプでふわふわ、甘さは控えめ、リコッタチーズのほのかな甘みやしっとり感もあり、一口食べるとじゅわっとします。

そして、パンケーキにつけるものは、はちみつバター、リコッタチーズ、メープルシロップがあります。はちみつバターは、見た目はやわらかいバターのよう、パンケーキにつけて食べると、はちみつの香りがしっかり出て、こってりめの印象です。リコッタチーズは、さっぱりしていながらも、パンケーキのチーズ感を強調してくれます。そして、メープルシロップ、王道ですが、パンケーキにしっかりしみこんで、さらにコクが加わり、一番しっくりくる感じでした。3枚もあるパンケーキですが、3種類の味付けで楽しめるので、全然飽きずに食べきれちゃいます。

最近では増えてきたスフレタイプのパンケーキ、キハチカフェでは1997年、つまり20年前に発売されていたそうです!その当時にこんなパンケーキを作ったなんてびっくりなおいしさです。

パンケーキもおすすめですが、先にご紹介した、紅玉りんごのクランブルは、11/14までの期間限定となっておりますので、ご興味ある方はお早めにどうぞ😋

 

【キハチカフェ 福屋八丁堀店】
 住所:広島市中区胡町6-26 福屋八丁堀本店2F
 電話:082-246-6677
 定休日:福屋八丁堀店に準ずる
 ※ブログ記事の情報は、公開当時のものです。

パンタスティック!! ~広島のおいしいパンとパンにまつわる生活~

パンタスティック!!

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10/26~11/6まで、広島パルコ新館2Fにて、「広島のおいしいパンとパンにまつわる生活」をテーマに、パンのイベントが開催されています。もう何度か開催されているので、よくご存じの方も多いと思いますが、パンやスイーツのお店が日替わりで10~16店舗、コーヒーショップのコーヒーやコーヒー豆、パンに関する雑貨等も販売されています。

パン屋さんは県内のものが中心ですが、今年は、東京や埼玉、大阪のパン屋さんも出店されるそうです、、、とはいえ、私が行くのが遅すぎて、残りの日程では埼玉のお店しかないそうですが💦

私が訪問した日は、少なめの10店舗の出店でした。県内のパン屋さんは結構行っているので、知っているお店が多かったのですが、広島の地元情報誌、「TJ Hiroshima」創刊40周年の時に発売されたコラボパンが、今回の会場限定で復活、ということなので、そのコラボパンと、その他気になったものを買ってみました。ちなみに、コラボパンは「広島レモンパン」と、「キャラメル塩バターパン」です。

●広島レモンパン@Boulangerie101BRIO(広島市中区橋本町)

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ハートの形のかわいらしいパンです。パン生地は、こちらのパン屋さんらしい、リッチなふわふわ生地で、表面にハート形のアイシングがかかっています。そして、中にはレモン風味のチーズクリームが挟まれています。表面のアイシングがとても甘いのですが、中のクリームが甘さ控えめで、レモンのさっぱり感もあり、おいしくいただきました。

●キャラメル塩バターパン@Pain D'or(広島市中区舟入

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その名の通り、塩バターパンの中に、キャラメルクリームが入っています。購入した日の夜、一口食べてみると、パンは少し硬く、クリームも冷たくなっていたので、少しトースターで温めたところ、やりすぎてしまい・・・クリームが完全に溶けてしまいました(苦笑)ただ、写真に写っている通り、そのままだとクリームは一部に偏っていたため、完全に溶けてしまうことで、クリームが全体に広がり、こちらの方が個人的には好みでした😋塩バターパンは、ハムやチーズを挟み、サンドイッチとして販売しているのは見たことがあったのですが、甘いクリームと合わせたものは初めて食べました。やっぱり、塩とキャラメルはお菓子にもなってますし、合いますね♪まずは、パンの塩気、それから、キャラメルの甘みやコクがやってきます。もちろん、バターの風味も感じられ、1つのパンで、色々と楽しめました。

●レモンケーキ@quetzal(広島市西区高須)

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レモンケーキ、広島では色んなお菓子屋さんが作ってますよね。こちらのレモンケーキ、見た目は、(表面の焼き色は全く違いますが、)「無花果」の「まきたての四角」に近い感じです。見た目はずっしりしているように見えますが、食べてみると意外と軽い食感です。そして、外側のアイシング、ケーキ表面にあんずジャムが塗られているせいか、レモン果汁が入っているのか、砂糖の甘さの中にほど良い酸味が絶妙で、もちろんケーキとの相性もバッチリ、ついついペロリと食べちゃいました。

酒粕スコーン@はやりのごはん(三次市南畑敷)

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三次でマクロビカフェをされているお店のもで、牛乳やバターなどの乳製品は使用せず、水分は豆乳とりんごジュースを使用しているそうです。ほんのり甘酒が香るだけでなく、全粒粉の風味がしっかり出ており、噛めば噛むほど味わい深いスコーンでした。

ちなみに、4日からの出店予定はこちらです。

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イベントの都合上(なのかな?)、パン屋さんのパンの中でも、フルーツがのったパンや調理パンがほとんどないのが少し残念ですが、色んなお店のパンを一気に購入するにはとてもおすすめのイベントです。もう残り数日ですが、多くのお店が出店される予定なので、お近くの方や、市内に行かれる予定の方は、ぜひ寄ってみてください~☆

ニシムラファミリー ~カスタードケーキ、ユカたん~

「ニシムラファミリー」、偶然ドライブ中に立ち寄ったコープの中で見つけたお店です。北海道の一般的なおみやげにはあまり見かけないこのお店ですが、実はかなりの歴史があったようです。

創業は1929年。現在の札幌グランドホテルの地で創業後、札幌駅前への移転し、パンとケーキの「駅前ニシムラ」として長く営業されていたそうです。その後、色々な出来事があり、倒産したこともあったそうですが、関連会社の「ニシムラファミリー」に集結した元従業員の方達により、昔ながらの商品を作り続けています。詳細はHPに掲載されてますので、興味のある方はぜひ見てみてください。

こちらのお店、原料の90%は北海道産で、牛乳(低温殺菌)、生クリーム、小麦、バター、砂糖、塩、小豆などは、全て道内産です。また、有機栽培や無農薬のものなど、化学肥料を使わずに作ったものにこだわっています。さらに、添加物も極力最小限におさえ、誰でも安心して口に出来る商品を目指しているそうです。

さて、こちらのお店、道内に13店舗あるそうですが、本店以外は、コープなどのスーパー内に入っているそうです。

今回、ドライブ中に小腹が減って、食べてみようと思ったのが、「ユカたん」。

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パッケージにカスタードケーキと記載されてまして、ふわふわのシフォンケーキの中に、カスタードクリームが詰まってます。購入すると、冷凍の状態で手渡され、1時間くらいで解凍されるので、それ以降に食べてくださいとのこと。結局、ホテルに帰ってから食べました。

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まず、生地はふわふわで軽め、ほんのり甘味があって、生地だけでも十分おいしくいただけます。

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そして、中のカスタードクリーム。たまご感がしっかり出ており、濃厚ですが、軽くてなめらか。そこそこ大きめだけど、全体的にさっぱりしたお味なので、夕食後でしたが、1人でまるごと食べてしまいました!近くにお店があれば、ぜひ定期的におやつにしたいくらいです。

ちなみに、私が立ち寄ったお店ではありませんでしたが、千歳の本店やその他いくつかのお店では、ケーキやお菓子だけなく、パンの販売もしているそうです。ユカたんが思いのほかおいしかったですし、原料には色々とこだわられているそうなので、次回はケーキやパンも食べてみたいなぁと思ってます(^^)

ユカたん、解凍後は要冷蔵で、あまり日持ちもしないので、おみやげには不向きですが、ぜひ北海道に行った際には食べていただきたい一品です。

 

【ニシムラファミリー 千歳本店】
 住所:北海道千歳市新富2丁目4-1
 電話:0123-27-4511
 定休日:なし
 ※ブログ記事の情報は、公開当時のものです。

スイーツショップ パティシエ・ラボ ~樽前山の絶品シュークリーム~

支笏湖近くにあります、「スイーツショップ パティシエラボ」。

「しこつ湖 鶴雅リゾートスパ 水の謌」という温泉リゾートホテルに併設されたケーキ屋さんです。ちなみに、こちらのホテル、今回は行けませんでしたが、「ヘルシービュッフェ アマム」というランチビュッフェのお店も人気だそうです。

さて、こちらで一番有名な商品は、「たるまえ山シュー」。樽前山の溶岩ドームをイメージして、作られたそうです。ショーケースを見て、シュークリームがあと2,3個しかない!っと焦りましたが、お店の中を見ると、パティシエの方が新しいシュークリームをどんどん作っていたので、心配いらないようでした(笑)
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食べてみると、シュー生地表面には、アーモンドダイスを散らし、さらにキャラメリゼすることで、ダブルのカリッと感があります。そして、その上に粉糖が振りかけられていることで、キャラメルの苦みを中和し、コクを引き立ててくれます。
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そして、中のクリームは、オレンジ風味の濃厚なカスタードクリーム。このオレンジ、どのように風味付けしているのかは分からないのですが、オレンジリキュールが入っていそうな感じで、オレンジの甘味がありながら、すっきり感もあり、しっかりした香りです。カスタードだけでも十分おいしいのですが、このオレンジの風味があることで、最後までさっぱりと食べやすいシュークリームでした。

こちらのお店、基本的にはテイクアウトですが、外にイートインスペースが少しあり、コーヒーなどのドリンクもお店で販売してますので、ドリンクを飲みながらケーキを食べることもできます。訪問したのが10月中旬だったので、少し寒かったですが、季節が良ければ、支笏湖を眺めながら食べることができる場所もありますので、おすすめです。

ちなみに、確か15:00~16:30限定で店内でカフェが出来るそうで、その時間帯はパフェなども注文できるようでした。

支笏湖観光にぜひおすすめのシュークリームです♪

 

【スイーツショップ パティシエ・ラボ (Sweets shop Patissier Lab)】
 住所:北海道千歳市支笏湖温泉 しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌
 電話: 0123-25-2211
 定休日:なし
 ※ブログ記事の情報は、公開当時のものです。

ふわもち邸 ~ふわっとドーナツ、もちっとベーグル~

今回初めて訪問した、ドーナツとベーグルの専門店、「ふわもち邸」。

北海道札幌市厚別区、札幌駅からだと、車で30分弱くらいの場所にあります。
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こちらのお店で販売しているのは、ドーナツとベーグルのみ。お店の名前にもあるように、ふわふわ・もちもちの食感にこだわり、天然酵母や道産小麦などの厳選した材料をつかってひとつひとつ丁寧に手作りされています。

そして、その種類がすごい!なんと、ドーナツ60種類、ベーグル77種類!(2017年5月のメニュー表参照)ちなみに、店頭では、このメニュー表に載っていない期間限定のものもありましたので、実際はもう少し多いと思います。

実際に店頭に並んでいるのは、全メニューの一部ですが、前営業日の18時(HPのフォームでは17時)までに予約しておけば、メニュー表にある140種類近いドーナツ、ベーグルを予約できるそうです。
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まずは、ドーナツをいただきました。

●みるく
写真はありませんが、見た目はクリームチーズとよく似てます。ベーシックで定番のドーナツです。すごくふわふわ!表面の砂糖もそれほどかかっていないため、甘さ控えめで、とても食べやすいです。

クリームチーズ(写真左上)
みるくのドーナツとたぶん同じドーナツ生地の中に、優しい甘みのたっぷりのカスタードクリームに、固形のクリームチーズが散りばめられていました。こんなに中身がぎっしり詰まっているドーナツは初めてでした。ぜひ食べてみてもらいたい一品です。

そして、ベーグルもいただきました。

●ミートソースのチーズグラタン
こちらも写真はありませんが、チキングラタンとミートソースを一緒に包み、パルメザンチーズを散りばめたグラタン風ベーグルです。ベーグルにしてはやわらかめの生地でふわふわしており、クリーミーなホワイトソースに、鶏肉やその他の具材がゴロゴロ入っていて、とても具だくさん!10月の限定商品なので、残り少しの販売ですが、お近くの方はぜひ♪

●かにクリーム(写真右上)
しっかりもっちりとした生地の中に、かにとホワイトソースが入ってます。生地の上にパン粉がかかっており、グラタンっぽさが出てます。ミートソースのチーズグラタンでも感じましたが、こちらのホワイトソース、塩分控えめでミルクの風味が良くて、かなりおすすめです。

●和風たらも(写真左下)
ふんわりした生地の中に、たらこで和えたポテトサラダがしっかり詰まってます。トッピングの海苔がアクセントになっていて、和風感がしっかり出てます。

●オレオ&ホワイトチョコ(写真右下)
ブラックココアの入ったもっちり生地に、ホワイトチョコとオレオクッキーが散りばめられています。まさに、オレオなお味で、オレオ好きにはたまりません!

ちなみに、和風たらも(写真上)とオレオ&ホワイトチョコ(写真下)の断面はこんな感じです。
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色々食べてみましたが、ドーナツはふわふわ、ベーグルはもっちり、穴のあいていないベーグル(ミートソースのチーズグラタンと和風たらも)はもっちり感の中にふわっと感もあり、どれもとてもおいしかったです。そして、どれも具だくさんなところも嬉しいです。

今回は、日曜日の午前中に伺いましたが、4人くらい店内にお客さんがおり、店内ぎゅうぎゅうでした。日によっては夕方は種類が減ってしまうそうなので、早めの訪問か、予約がおすすめです。あと、同じ建物の2,3階にはカフェがあります。カフェでは、ベーグルサンドやフレンチトースト、季節のフルーツサンドなどが楽しめるそうなので、こちらも気になります。

そして、こちらは本店ですが、札幌三越地下2階と、新さっぽろ駅サンピアザ地下1階にもお店があります。札幌三越は夕方ちらっと覗きましたが、数種類しか商品が残ってませんでした。ショーケースは大きめだったので、早い時間に行けば結構種類がありそうです。

また、こちらのお店の商品、予約だけでなく、電話や店頭、ネットで全国通販もされているそうです。北海道なので、道外からだと、それなりの送料がかかりますが、出来立てのドーナツやベーグルを瞬間冷凍して、通販でも焼き立てを味わうことができるそうで、気になってます!まだまだ気になるけど、買えなかったものもあるので、そのうち通販も利用してみたいなと思ってます。

 

【ドーナツ・ベーグル専門店 ふわもち邸】
 住所:札幌市厚別区厚別中央2条2丁目3-3
 電話: 011-802-5919
 定休日:月曜、火曜
 ※ブログ記事の情報は、公開当時のものです。

六花亭 札幌本店 ~マルセイバターサンドならぬ、アイスサンド~

六花亭と言えば、マルセイバターサンド、みなさんどこかで見たり、食べたりしたことはないでしょうか?
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私、昔から大好きでした。専用の小麦粉を使って作られたバター香るしっとりビスケットに、ホワイトチョコとレーズン、北海道産生乳100%のバターをあわせたクリームがサンドされています

十勝開拓の祖・依田勉三が率いる晩成社が十勝で最初に作ったバター、「マルセイバタ」が、マルセイバターサンドの名前の由来だそうで、パッケージもそのラベルを模しています。
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今回私が六花亭札幌本店で食べたのは、マルセイバターサンド、ではなく、アイスサンドです。
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こちらは、2015年7月にオープンした時に発売され、現在は、札幌本店と帯広本店、六花の森でしか食べることができない、なかなかレアな商品です。ちなみに、2つで200円でした。2層になってますので、分厚めですが、大きさは、2つ横に並べて、バターサンドと同じか、少し大きいくらいです。注文すると、その場でサンドしてくれます。これは、ビスケットの食感を損なわないためだそうです。

ビスケットに対するアイスクリームの層は、バターサンドのクリームに比べて厚めです。食べてみると、ビスケットは薄めでさっくり。アイスクリームは、アイスクリームにホワイトチョコ、そしてレーズンが入ったもので、バターサンドのクリームと似てはいますが、バター感控えめでさっぱりめで食べやすく、口の中ですぐ溶けます。口に入れた瞬間、このビスケットのさっくり感と、溶けたアイスが絶妙なハーモニーをかもしだしてくれます。また、さっぱりめなアイスクリームが2層になっていることで、ほどよいボリューム感があります。食べ終えた後でも、あともう一つ、と思えるようなお味でした。

比べてみると、全体的な印象は、バターサンドに似てはいますが、全くの別物。ちなみに。ビスケットやクリームの組成も全く異なるそうです。バターサンドよりアイスサンドの方がさっぱりしていて、サイズ感も良く、その上、リーズナブルで、個人的には好みでした。

こちらの札幌本店は、1階が店舗、2階が喫茶室となっております。アイスサンドは、1階で販売しており、基本的にはテイクアウトですが、喫茶室で他のメニューと一緒に注文する場合は、喫茶室で食べることもできるそうです。喫茶室も、他では味わえないスイーツが色々とあるそうなので、行ってみたいなぁと思いつつ、夜の訪問になりましたので、今回は行けませんでした。

札幌本店は、札幌駅から地下を通れば、地上に出る時間は3分前後で到着できます。これから寒い冬になりますが、比較的行きやすい場所だと思いますので、機会があればぜひ♪

 

六花亭 札幌本店】
 住所:札幌市中央区北4条西6丁目3-3
 電話: 011-261-6666
 定休日:なし
 ※ブログ記事の情報は、公開当時のものです。

雪印パーラー札幌本店 ~天皇・皇后両陛下のために作られたアイスクリーム~

北海道で、青い看板と言えば、雪印パーラー。北海道に旅行されたことがある方なら、札幌や新千歳空港で見かけたことがあるかもしれません。

札幌駅南口より徒歩5分、雪印パーラー札幌本店では、様々なパフェやアイスクリーム、パンケーキなどのスイーツを楽しめます。

そして、おすすめは、なんといっても、「スノーロイヤル」。

昭和43年8月、北海道百年記念式典に際しご臨場された天皇・皇后両陛下のため、宮内庁より「最高のアイスクリームを」と依頼を受け、2年間の試作の結果、「乳」本来の持つ風味とおいしさを詰め込んだアイスクリームが完成、それがスノーロイヤルです。その後、スノーロイヤルは、「北海道・雪印パーラーのみの限定販売」となりましたが、現在はオンラインショップ(楽天市場)でも購入できます。以前、TBSのTV番組、「マツコの知らない世界」でも紹介されて、かなり有名になったみたいですね。

スノーロイヤル、お店の説明によると、乳脂肪分15.6%、卵不使用で、ふわっとした口どけを実現。濃厚ですが乳本来の味わいを残し、後味サッパリのアイスクリームとのことです。そして、味の秘密は、乳の乳脂肪分と無脂乳固形分の、絶妙なバランスだそう。このバランスは、アイスクリームの風味やコク、組織の滑らかさに大きな影響を与えるそうで、詳細が雪印パーラーHPに載ってますので、興味がある方はご覧ください。
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お店の説明が素晴らしいので、コメントするまでもないような気もしますが、実際に食べてみると、本当に濃厚です!ほんの少し泡立てた生クリームを凍らせたようなイメージ。甘さ控えめで、まさに、乳本来の味わいを楽しむアイスクリームです。

こちらのアイスクリーム、お店で食べると770円、お店ではテイクアウトできるカップ(140ml)で、はっきり覚えてないのですが、400~500円の間くらいで販売してますが、断然、お店で食べるのがおすすめです。というのも、お店で出していただいた、スノーロイヤルの溶け具合が、なんとも絶妙なんです!実は、以前北海道に行った時、お店でも食べ、カップも購入し、持ち帰り食べてみましたが、お店のものにはかないませんでした。ぜひともお店で食べてみてください。

そして、もちろん、他のパフェもいただきました。こちらは、味見程度ですが、どちらもとてもおいしかったです♪

いちご練乳パフェは、甘酸っぱいいちごに、さっぱりめのいちごアイスクリーム、練乳の甘みが良いバランスです。
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スノーロイヤル生キャラメルパフェは、ショップで販売されている生キャラメルがのってます。スノーロイヤル単品でもおいしいですが、生キャラメルとの相性も良かったです。
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平日、夕食を食べた後(20時くらい)に伺って、店内は比較的広いこともあり、空いてました。実は、札幌本店、2017年4月にビル建て替えに伴い、移転されたそうですね。以前伺った時は、まだ移転前で、1階がショップ、2階がカフェとなっており、所々に昔ながらの雰囲気が残っていました。一方、今回伺った新店舗では、1階にショップとカフェが併設されており、シンプルできれいな作りになってますが、昭和36年創業以来、ずっと営業されていた場所からの移転ということで、少し寂しく感じます。

とはいえ、スノーロイヤルや、何種類もあるパフェは、変わらず魅力的なので、札幌訪問の時にはまた食べに行きたいと思います。

 

雪印パーラー札幌本店】
 住所:札幌市中央区北2条西3丁目1-31 太陽生命札幌ビル1階
 電話: 011-251-7530
 定休日:なし
 ※ブログ記事の情報は、公開当時のものです。