ぱんと、おやつと、ときどき・・・

色んなお店のぱんとおやつを、ゆるいペースで紹介しています。広島がほとんどですが、たまに関西やその他の地域のものも出てくるかもしれません。

ドレモルタオ ~ふわっと、じゅわっと、パンケーキ~

北海道に行ってきました。しばらく北海道のお店が続くと思いますが、良ければ見てみてください。

新千歳空港から車で約7分、「ドゥーブルフロマージュ」で有名なルタオの、スイーツ、ベーカリー、カフェを併設したショップ、「ドレモルタオ」に行ってきました。「スイーツをもっとわがままに楽しむ」をコンセプトに、心ゆくまでゆっくりとくつろいでほしい、という願いを込めて「Do rest more」の頭文字を取り「Doremo」と名付けたそうです。

お店には、「ルタオショップ棟」と「カフェ棟」の2つの建物があります。

ルタオショップ棟」では、定番のルタオのおみやげ、ケーキ、パン、限定のロールケーキも販売しています。
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「カフェ棟」では、ケーキ工房・キッチンがあり、カフェやスイーツだけでなく、ランチも楽しめます。
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今回の目的はパンケーキ!なのですが、お昼時だったので、ランチとパンケーキをいただきました。

まず、ランチは数種類のパスタや洋食から選べます。そして、平日限定で、プラス500円でパン食べ放題とドリンクのセット、ドレモセットをつけることができます。ドリンク単品でも500円以上しますので、大変お得です。

パン食べ放題のパン、食べ過ぎるとパンケーキが食べれなくなるので、控えめにしようと思いつつ・・・いっぱい取ってしまいました(笑)
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ランチは、秋鮭といくらのバター醤油生パスタを頼みました。秋鮭といくらだけではなく、帆立も入っていて北海道らしいパスタ、おいしくいただきました。
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そして、お目当てのパンケーキです。プレーンを注文しました。
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テーブルにプレートが置かれた瞬間の振動で、パンケーキがプリンのようにぷるぷるっと震えました!小さめですが、分厚く、こんがりきつね色の、スフレパンケーキ。うっすら降りかかった粉糖が上品です。添えられていたのは、左から、生クリーム、アイスクリーム、メープルシロップ

まずは、パンケーキだけで一口。食べた瞬間、ふわっと感を楽しもうと思った矢先、中身メレンゲがじゅわっと・・・まさに、泡雪のようにとける口どけです。
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クリームチーズとリコッタチーズ、2種類のチーズが混ぜ込まれており、優しい甘みに、ほのかなチーズの風味がたまりません。焼き加減が難しいイメージのスフレパンケーキですが、スフレ感はしっかり出ていながらも、生焼けではない、絶妙な焼き加減でした。生クリームやメープルシロップをつけても、もちろんおいしいのですが、個人的にはそのままが好みです。

平日のオープン直後(11時すぎ)に到着しましたが、店内にはすでにたくさんお客さんがいて、パンケーキも約35分待ちと言われました。そして、12時頃にはお店の外にまで列ができており、7,8組くらいは待っていました。旅行帰りに新千歳空港に行く前の時間調整に最適な場所ですが、行列&パンケーキの焼き時間もあるかもしれませんので、前日までに予約、または、時間に余裕をもって訪問することをおすすめします。

 

【ドレモルタオ
 住所:北海道千歳市朝日町6-1-1
 電話: 0123-23-1566
 定休日:なし
 ※ブログ記事の情報は、公開当時のものです。

パンと農園 種と土 ~週末ドライブにぴったりの天然酵母パン~

山口県岩国市竹安という、少し山奥に行ったところにあります、種と土というパン屋さんに行ってきました。

こちらのお店では、国産小麦と天然酵母を使った完全無添加のパンを作られてます。材料はできるだけ国産、特に地元で採れた素材を使用されています。また、薬膳の考え方を意識し、四季に合わせた素材を選び、オリジナルレシピのパン作りをされているそうです。

ちなみに、天然酵母は、「あこ天然酵母」。この酵母は、パン作りをされている方ならきっと聞かれたことがある、「ホシノ酵母」の創始者、星野昌さんに25年間師事した職人が、さらに日本古来の醸造技術を学び、天然酵母作り40年余りの経験を生かし、丹精込めて育て上げた天然酵母だそうです。ドライイーストに比べ、扱いが難しく、食べてみても、固い、酸っぱい、味にクセがある・・・といったイメージが強い天然酵母ですが、あこ天然酵母は、安定した発酵力に加え、ふっくらとしてやわらかく、軽やかな味わいのパンが焼けるそうです。

さてさて、まず外観はこんな感じです。
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中に入ると、パンがいっぱい並んでいました。
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パンを購入した後は、色んなサイズのビニール袋やテープが置いてあるスペースで、自分で自由に包装するスタイルです。奥にはイートインスペースもあり、レジでパンを購入する時に、一緒にドリンクやスープを購入し、中で食べることもできます。こちらが、イートインスペースです。
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100年余りの時を紡いだ古民家をリノベーションした空間で、天井が高く、とても落ち着く空間でした。ソファーに座ってパンを食べながら、眼下に広がる農園を眺めることができます。その農園がこんな感じです。
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そして、今回購入したパンがこちらです。
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数人で行って、いっぱい購入して、全て自分が食べたわけではないので、一部のパンだけの説明となります。

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黒糖ぶどうパン(写真左上):黒糖生地にレーズンの甘みで、さらにコクが良くなり、朝食に最適です。

おばけパン(写真右上):ふわふわの白いパン生地の中に、シナモンがしっかり効いたパンプキンクリームが詰まっており、秋らしく、見た目もかわいいパンでした。

豆乳クリームアップル(写真左下:全体、写真右下:断面):おばけパンと似たふんわり生地の中に、優しい甘みの豆乳クリーム、りんごの甘煮が良いアクセントになってます。

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つのパン(写真上:全体、写真左下:断面):外はパリッと、中はふんわり、ちぎってみるときれいな層になっています。山口県産小麦「せときらら」を100%使用しているそうで、小麦の風味がとても良かったです。

カンパーニュ(写真右下):ライ麦30%配合で、くるみ、かぼちゃの種、ひまわりの種がたっぷり入ってました。ライ麦の酸味と風味が、強すぎず、弱すぎず、ちょうど良く、食べやすかったです。

今回は土曜朝のオープン時間に合わせて9時頃行ったので、パンの種類がいっぱいありましたが、前回お昼過ぎくらいに行ったときは、2~3種類くらいしか残ってませんでした。日にもよると思いますが、早めの訪問がおすすめです。

 

【パンと農園 種と土】

 住所:山口県岩国市竹安415
 電話:0827-93-4798
 定休日:火~金曜
 ※ブログ記事の情報は、公開当時のものです。

蘭楽堂 ~1日100個限定のバターカステラ~

自己紹介で広島のものを中心に・・・なんて言いつつ、初めて広島のお店を紹介します。

中区竹屋町に6月にオープンした、蘭楽堂。こちらのお店の商品は、バターカステラのみ、1日100個の限定販売です。安佐北区桐原の工場で製造されているそうです。

元々は福岡の劇場に卸すために開業された工場だそうですが、その香りに惹かれた近隣住民の方々の要望をもとに、直売所を設けたそうです。そして、6月には竹屋町店、9月には牛田店がOPENし、合計3店舗で販売されています。

こちらのバターカステラは、フランスの伝統菓子、「パンドジェンヌ」を、日本のカステラ風にアレンジしたもので、材料は、無添加、無着色の国産材料のみを使っているそうです。

18cmのホールを1つ購入しました。こんな箱に入ってて、おみやげにも良さそうです。ちなみに、直径18cmのホールで1100円でした。
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そして、何といってもこのバターカステラ、「美味しさがどんどん変化する不思議なバターカステラ」なんです!
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その美味しさを確認するため、小分けにして色々な食べ方で食べてみました。

 

1日目:ふわっとした軽い食感で、ほんのりバターの風味が広がります。優しい甘みで食べやすいです。

2-3日目:シェフのおすすめはこれくらいだそうです。しっとり感がでて、まさに熟成とゆう感じ、表面の生地のしっとり感が特に増し、甘み、バターの風味が強くなりました。

冷蔵庫:冷蔵することでしっとり&ずっしり感が増し、味も濃厚、カステラというより、ケーキのような印象でした。

そして、上級者向けの食べ方として、冷凍保管後、食べる5~6時間前に冷蔵庫にいれるという食べ方があるそうなので、試してみました。これはこれでおいしい!冷蔵庫のものと比べて、しっとり感はさらに増していながらも、ずっしり感は控えめで、とても食べやすかったです。

 

色んな食べ方をしてみましたが、どれも少しずつ違っており、まさに、「美味しさがどんどん変化」していました。

竹屋町店では、日によりますが、早い日だと、お昼ぐらいに売り切れてしまうこともあるそうです。予約も受け付けているそうなので、確実に購入されたい方は、ご予約をおすすめします。

安佐北区の工場直売所では、特別直売価格で1000円で販売されているようなので、お近くの方はぜひそちらで♪遠方の方も、送料はかかりますが、全国配送されているそうなので、興味があればぜひ~

 

【蘭楽堂 竹屋町店】
 住所:広島市中区竹屋町8-2 ロッコーマンション竹屋町
 電話:082-576-4178
 定休日:日曜
 ※ブログ記事の情報は、公開当時のものです。

ルマン ~創業48年の老舗クレープ~

山口県岩国市、ルマン洋菓子店に行ってきました。

 こちらの洋菓子店、今回看板を見て気付きましたが、1969年創業だそうで、創業48年!

 古いお店がなくなり、新しいお店に変わっていく中で、これほど長く続いているお店は、岩国では少ない気がします。横からしか写真が取れなかったので、分かりにくいですが、外観はこんな感じです。
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 こちらのお店、実は、幼い頃からずっと食べていたスイーツがあります。
それが、岩国クレープ。
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 ストロベリー、バナナ、キウイの3種類あります。1つ180円で、買いやすいお値段です。もう数え切れないくらいの数食べていますが、個人的にはストロベリーとバナナがお気に入りなので、今回はこの2種類を購入しました。中身はこんな感じです。
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 クレープ生地は薄めですが、長方形に成形する過程で重なっている部分があり、もっちり感が楽しめます。その中には、もったりしたカスタードクリームが入ってます。素朴でほど良い甘さで、フルーツの味を引き立ててくれるクリームです。ストロベリーは、スライスした苺が入っており苺の酸味と、クリームの甘さが絶妙です。残念ながら、半分に切った部分にちょうど苺がなかったので、写真は控えました。一方、バナナは写真にある感じで、真ん中にバナナが入ってます。こちらはバナナとクリームの異なる甘みがほど良く合っており、ストロベリーとは違ったおいしさがあります。

こちらのクレープ、お店で一番人気だそうで、ふらっと立ち寄っても売り切れのことがあるので、伺う数時間前くらいに電話して、取り置きをお願いしてます。岩国に行く機会があれば、ぜひ一度食べてみてください(^^)

 
【ルマン洋菓子店】
 住所:山口県岩国市今津町4丁目7-8
 電話:0827-21-7823
 定休日:不定休
 ※ブログ記事の情報は、公開当時のものです。

雪の下 梅田本店 ~選べる色々パンケーキ~

実は私、パンケーキが大好きで、よくよく食べ歩いてます。

 
先日大阪に行った時に伺いました、雪の下、こちらが創業店舗ですが、京都や神戸、東京にもあるみたいですね。京都本店には数年前に伺ったことがあるのですが、梅田本店は初めてでした。

狭い路地のさらに狭い道を入った場所に、見逃しそうなくらいひっそりとありました。

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混んでるかなと思いつつ、土曜日の17時頃に伺いましたが、すぐに案内してもらえました!案内されたのは3階の席、階段が梯子並みに急で、一段あたりがとても狭い。。。上がるのはともかく、降りるのは少し怖かったです(笑)

 

さて、こちらのパンケーキ、材料に色々とこだわっており、三重県多気郡の「コケッコッコー共和国」の平飼い有精卵、農薬を抑えた最高級北海道産小麦、大美伊豆牧場の低温殺菌乳を使用、パンケーキにのっている具材も、国産のものばかりです。

 

さらに、パンケーキの生地が選べます!

全部で5種類あります。(選んだパンケーキにより、選べる生地の数に差があります。)
①プレーン
②練乳ミルクの白
③ココアチョコの黒
宇治抹茶の緑
⑤チーズ

 

そして、今回食べたのが、こちらの2種類です。

 

静岡産ブルーベリー(生地:練乳ミルクの白)

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ブルーベリーがとてもおいしい!静岡県菊川市の「ブルーベリーの郷」から届いたもので、甘みののった完熟のものを手摘みで収穫しているそうで、自然な甘みでした。そして、パンケーキの生地、表面はしっかりカリッと焼かれていて、おいしそうなきつね色。練乳ミルクというだけあって、白めの生地で食べると練乳のや牛乳の甘みが感じられ、ふわっと柔らかい軽めの生地です。

 

よつ葉チーズクリーム(生地:プレーン)
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こちらのパンケーキは季節によってトッピングフルーツとソースが変わるそうで、今回はブルーベリーでした。ブルーベリーは先程のパンケーキと同じで、ソースはブルーベリーの甘さと酸味がほど良くきいた、さっぱりめのソース。濃厚なチーズクリームと良く合います。プレーンの生地は、練乳ミルクの白に比べ、表面のカリッと感が強く、卵の豊かな風味、しっとりずっしり感がありながらも、甘さ控えめの優しいお味なので、パクパク食べれちゃいました。ただ、実は、前回京都の店舗に行った時の写真を見てみると、その時もプレーンを食べていたようで、、、チーズクリームのパンケーキなので、チーズの生地にしてみても良かったなぁ、と思いました。ちなみに、以前食べたのは、国産発酵バターと蜜柑蜂蜜です。愛媛県松山市の小池養蜂園さんの蜜柑蜂蜜を使用されているそうです。はちみつはおいしかったと思うのですが、数年前のことなので、よく覚えていません。写真でお楽しみください。

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ちなみに、梅田と銀座では、パンケーキの料理教室もされているそうです。厚焼きパンケーキを焼くのは難しいなぁと思ってますので、いつか教わりたいです。

  

 

【雪の下 梅田本店】
 住所:大阪市北区堂山町5-14
 電話:090-6604-0794
 定休日:月曜 ※祝祭日営業、翌日休み
 ※ブログ記事の情報は、公開当時のものです。

小竹製菓 ~小竹の笹団子パン~

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かわいい…それが最初の感想でした。(パッケージの裏は食べた後で気づいたので、こんな写真ですみません。)おまんじゅうかと思って近くに寄ってみると、なんとパン!しかも新潟県コシヒカリ米粉を使用した笹団子入りのパン。色んな要素を詰め込みすぎな感じのこちらのパン、いかにも女子をターゲットにしたかわいすぎるパンなので、見かけだけかなぁと思い、一つだけ購入してみました。

食べてみると、もちもちもちもち…

米粉を使ったパン生地も、もちろん、笹団子も、もっちもち!パン生地表面には、焦がしきなこをまぶし焼いているそうで、きなこの香ばしさ、お米の甘み、笹団子のよもぎの風味、あんこの程よい甘さ・・・絶妙なバランスを保っています。ちなみに、この笹団子パン、パン生地も笹団子もすべて手作りだそうです。一つしか買わなかったことを後悔しました。
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実は新潟県には行ったことがありません。先日、梅田のホワイティうめだをぶらぶらしていて、通りがかりに見つけた新潟のアンテナショップ、「じょんのび にいがた」で見つけました。新潟はなかなか遠くて行けないけど、ここならちょくちょく行けそうなので、また買おうと思います。

 


【株式会社小竹製菓】
住所:新潟県上越市南高田町3-1
電話:025-524-7805

定休日:日曜
※ブログ記事の情報は、公開当時のものです。

パンドサンジュ ~天然酵母のとびばこパン~

タイトルが前回のブログと同じように見えますが、今回は、「ミニとびばこパン」が、「とびばこパン」になってます(笑)

遅くなりましたが、とびばこパンを買ってきました♪
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こんな箱に入ってました!富士山型で、箱の上には、このお店の袋にもデザインされている、パンを持ったおさるさんがいました。元デザイナーさんなだけあって素敵ですね。

 

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さてさて、肝心のとびばこパン、5段になってます。お店の方の説明では、1段目が最も柔らかく、5段目に近づくほどずっしりした食感だそうで、縦に切るのも横に切るのもお好みで、とのことでした。ちなみに、お店では跳び箱の段ごとに横にカットもしてくださるそうです。ちなみに、前回のミニとびばこパンと大きさを比べるとこんな感じです。

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今回私は縦に切ってみました。断面はこんな感じです。
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食べてみると、お店の方の言う通り、上はふんわり柔らかく、下に行くほどずっしりもっちりして食べごたえがありました。天然酵母の風味が良く、ほんのり甘くて、何もつけずにこのままでおいしいです。

個人的には結構好きなタイプのパンでした!本店にはとびばこパンだけでなく、他の種類のパンもいっぱいあるそうなので、いつか本店に行ってみたいです。

 

 

【Pain de Singe (パン ド サンジュ)】

 住所:大阪府堺市西区津久野町1-8-15

 電話:072-320-7257

 定休日:なし(年末年始・お盆除く)

 ※ブログ記事の情報は、公開当時のものです。